EAZET-Ⅱ(引抜き支持力)
旭化成建材(株)は平成26年7月25日付けで、(一財)日本建築センターよりEAZET?Ⅱ工法による引抜き方向の地盤の許容支持力(短期)の評定を取得しました。先端羽根、中間羽根の効果をバランス良く発揮し、引抜きが発生する構(gòu)造物へ最適な仕様提案を可能にします。
地盤の許容支持力及び適用範囲
1. 地盤の許容支持力
- (1) 短期に生ずる力に対する地盤の引抜き方向の許容支持力
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本工法により施工される基礎(chǔ)ぐいの、引抜き方向の許容支持力を定める際に求める短期に生ずる力に対する地盤の引抜き方向の許容支持力を以下に示す。
2. 適用範囲
- (1) 適用する地盤の種類
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適用する地盤の種類は、以下の①、②に示すとおりとする。なお、建築基礎(chǔ)構(gòu)造設(shè)計指針(日本建築學會:2001改定)に従い、地盤の種類は、「地盤材料の工學的分類法」(地盤工學會基準:JGS0051-2009)および「巖盤の工學的分類法」(地盤工學會基準:JGS3811-2004)に基づいて分類されたものである。基礎(chǔ)ぐいの先端付近の地盤において、砂質(zhì)地盤とは砂質(zhì)土に區(qū)分される地盤であり、礫質(zhì)地盤とは礫質(zhì)土に區(qū)分される地盤である。
また、基礎(chǔ)ぐいの周囲の地盤において、砂質(zhì)地盤とは砂質(zhì)土および礫質(zhì)土に區(qū)分される地盤であり、粘土質(zhì)地盤とは粘性土に區(qū)分される地盤である。- ①基礎(chǔ)ぐいの先端付近の地盤の種類:砂質(zhì)地盤、礫質(zhì)地盤
- ②基礎(chǔ)ぐいの周囲の地盤の種類:砂質(zhì)地盤、粘土質(zhì)地盤
- (2) 基礎(chǔ)ぐいの最大施工深さ、最小施工深さ及び最小杭実長
- 最大施工深さ、最小施工深さ及び最小杭実長は表1-1の値とする。
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表1-1 最小施工深さ、最大施工深さ(引抜き方向の場合)

図1-1 基礎(chǔ)ぐいと地盤の関係図

図1-2 先端羽根のストローク中心位置
EAZET-Ⅱの短期許容引抜き支持力例

- ※杭周面の土質(zhì)は砂質(zhì)土として支持力を算定しております。
- 注意:本表は地盤から決まる許容支持力を記載しております。杭材から決まる許容支持力もご確認ください。
- 注意:フーチング等への杭頭埋込み長さは200mmとしています。
EAZET-Ⅱの杭材仕様(引抜き方向の場合)

- ※使用可能な杭本體厚み種類及び納期については、地區(qū)により異なりますのでお問い合わせください。
杭先端有効斷面積
