仕様検討例2 短期引抜き力を活用した例

立面図

杭伏図

1. 仕様検討條件
(1)支持層:

(2)杭材質:

-
Dw:杭先端羽根部徑(mm)
Do:杭本體部徑(mm)
?土質柱狀図と基礎

2. 許容鉛直支持力Raの算定
杭材及び地盤の許容支持力により、EAZETの各杭における鉛直支持力を決定する。



?長期許容鉛直支持力

?判定

?短期許容鉛直支持力

3. 短期許容引抜き支持力の算定
杭材及び地盤の許容支持力により、EAZETの各杭における引抜き支持力を決定する。


?短期許容引抜き支持力の算定

4. 杭明細

?各支點への割付

5. 水平力に対する検討(短期時)
(1)設計用外力
?上杭仕様

?杭に作用する総水平力

(2)水平方向地盤反力係數と杭の橫係數

(3)杭1本當たりに作用する水平力
各杭に作用する水平力は、剛床仮定が成立するものとして、各杭の杭頭水平変位量を等しくする條件から、杭のIβ3に比例させて各杭1本當たりに作用する水平力を求める。

(4)杭頭変位?曲げモーメント
水平力による杭頭変位yo、杭頭曲げモーメントMo、杭の地中部最大曲げモーメントMmax及びその発生深さLmは次式によって算定する。

(5)軸力~曲げモーメント、せん斷力に対する検討
軸力~曲げモーメント及びせん斷力に対する杭體の応力度の検討を次式により行う。
?圧縮側曲げモーメントに対する検討
(杭頭及び地中部最大曲げモーメント発生位置での検討。ただし、終局時は杭頭部のみ。地中部はモーメント分布図にて照査する)

?せん斷に対する検討


(6)軸力~曲げモーメント、せん斷力に対する検討

6. 杭頭接合部の設計(杭本體部徑φ267.4)
杭頭鉄筋量はRC理論に基づいて算定する。
【計算條件】
(1)杭種等條件

-
※1鋼管半徑+100(mm)
/建築基礎構造設計例集(2004)
(2)荷重條件

(3)使用材料の許容応力度等
コンクリート

使用鉄筋の種類(SD345)

【計算結果】


杭本體部徑Φ267.4杭頭RC斷面MN相関関係図

-
*2:設計かぶり厚さ/鉄筋コンクリート構造
計算規準?同解説(1999)