地球のために
現在、私たちの住む地球に大きな変化が起きています。
このまま何もしないでいると、2100年までに4.0℃気溫上昇してしまうとの予測もあります。
地球溫暖化が進行してしまうと、北極の氷が溶けてなくなってしまう…、海面上昇により國が消えてなくなってしまう…、絶滅する野生生物が増加してしまう…、など、悪い影響が様々な場面で生じてしまいます。
これらを抑えるために、私たちは身近にできることから地球のために実行していかなくてはなりません。
このまま何もしないでいると、2100年までに4.0℃気溫上昇してしまうとの予測もあります。
地球溫暖化が進行してしまうと、北極の氷が溶けてなくなってしまう…、海面上昇により國が消えてなくなってしまう…、絶滅する野生生物が増加してしまう…、など、悪い影響が様々な場面で生じてしまいます。
これらを抑えるために、私たちは身近にできることから地球のために実行していかなくてはなりません。
「脫炭素化社會」の到來

Global Warming of 1.5℃
産業革命前からの世界の平均気溫上昇を2℃未満に抑え、さらに1.5℃を目指すことを掲げたパリ協定を受け、2018年IPCC特別報告として「Global Warming of 1.5℃」がまとめられました。平均気溫上昇を2℃から1.5℃にすることで、環境面では大きな改善となりますが、そのためには、CO?排出量を2030年までに2010年比約45%削減が必要とされます。
SDGsを通じて、豊かで活力ある未來を創る
持続可能な社會への取り組み「SDGs」。
2015年9月、國連サミットで、「持続可能な開発目標」= SDGsが採択されました。「誰一人取り殘さない」 持続可能で多様性と包摂性のある社會の実現のため、2030年を年限とする17の國際目標です。こうした流れを受け、建築業界として「持続可能な社會の構築」に向けて自らの社會的使命?ミッションとは何かを問い直し、新たな社會課題を基點にして次世代の事業を構想していくことが求められています。SDGsは、建築産業に攜わる全てのステークホルダーの共有すべき共通理念として位置付けられます。
2015年9月、國連サミットで、「持続可能な開発目標」= SDGsが採択されました。「誰一人取り殘さない」 持続可能で多様性と包摂性のある社會の実現のため、2030年を年限とする17の國際目標です。こうした流れを受け、建築業界として「持続可能な社會の構築」に向けて自らの社會的使命?ミッションとは何かを問い直し、新たな社會課題を基點にして次世代の事業を構想していくことが求められています。SDGsは、建築産業に攜わる全てのステークホルダーの共有すべき共通理念として位置付けられます。
住宅の斷熱性向上による健康の維持促進
ZEH、LCCM住宅の普及促進
長壽命建築の推進
快適性と省エネルギーを両立する建築の推進普及、最少のエネルギー消費量とするZEB、ZEHの普及推進
出典:一般財団法人日本建築センター「建築産業にとってのSDGs(持続可能な開発目標)?導入のためのガイドライン?」
地球のために
Global Warming of 1.5℃
國が省エネ対策を進めていることによって、企業?工場などの産業部門ではCO?排出量は削減されていますが、一方で一般家庭から排出されるCO?排出量は増加しています。
私たちは、一般家庭でのCO?排出量削減のため、できることから取り組んでいくことが求められています。
私たちは、一般家庭でのCO?排出量削減のため、できることから取り組んでいくことが求められています。
住まいの省エネルギー化
住まいの斷熱性能が悪かったり、窓?ドア?壁などにすき間等があったりすると、家の中の熱(冷気?暖気)が外へ逃げてしまい、外気の影響を受けやすくなってしまいます。
つまり、せっかく家の中で冷暖房をかけても効きが悪く、余分にエネルギーを消費してしまうことになってしまうのです。
そこで、斷熱材を使って住まいをしっかりと斷熱し、すき間のない住宅を作ることが求められています。
つまり、せっかく家の中で冷暖房をかけても効きが悪く、余分にエネルギーを消費してしまうことになってしまうのです。
そこで、斷熱材を使って住まいをしっかりと斷熱し、すき間のない住宅を作ることが求められています。
日本の二酸化炭素排出量の変化と省エネ


日本の斷熱基準と諸外國の基準
日本の斷熱基準(H25年基準)と、同時期のフランス、ドイツ、アメリカ、スウェーデン、イギリスの斷熱基準を比較すると、日本のどの地域區分においても、斷熱基準は劣っていることが分かります。

ZEHのエネルギー消費量と創エネルギー量の実態
「ネット?ゼロ?エネルギー?ハウス支援事業」の補助金交付事業者を対象とした、エネルギー消費量と創エネルギー量の月別調査によると、11月から3月にかけては、太陽光発電による創エネルギーだけでは、エネルギー消費量を賄えない結果となりました。このことから、住宅の斷熱性の水準をZEHレベルよりもさらに上げる必要があることがわかります。

窓など開口部の斷熱も重要
開口部の日射遮蔽や斷熱も非常に重要です。下図のように、日射遮蔽や斷熱性が悪ければ、夏も冬も開口部を通して大量の熱が出入していることが分かります。窓の方位に応じて必要な日射遮蔽のための措置を行うことが定められています。(南向きの窓には庇を設ける、東西でカーテンやすだれをつける、窓を複層ガラスや斷熱サッシにするなど)
地球のために